成田凌、降雨後の舞台あいさつに「（映画）『雨の中の慾情』日和の日」「みなさんの心に残る作品になれたら」
俳優の成田凌（３０）が３０日、東京都内で開催中の東京国際映画祭で映画「雨の中の慾情」（１１月２９日公開）の舞台あいさつとティーチイン（質疑応答）に出席した。 日本と台湾の共同制作作品。ラブストーリーを軸にスリラーやコメディーなどとジャンルを超越しているという。同映画祭ではコンペティション部門（ワールド・プレミア）に出品された。 成田はＴＯＨＯシネマズ日比谷で上映後に共演者と登壇。降雨後の天候を踏まえ「『雨の中の慾情』日和の日に見ていただいてありがとうございます」とあいさつした。 漫画家・つげ義春さんによる短編を映画化。売れない漫画家を演じた成田は観客から劇中でほかに演じたい役があるか聞かれると、自身の役も含め「もうやりたくないです。大変だったから」と笑い、今回の映画ですべてを出し切ったという。 さらに、愛情のあふれる撮影現場で楽しく過ごし、エネルギッシュな作品になったとし「自分にとって大切な作品。みなさんの心に残る作品になれたらうれしく思います」と語った。
中日スポーツ
