『鬼滅の刃』残酷な悲鳴嶼の過去に意外な真実 「気づいてなかった」善逸との繋がりも
『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第七話が6月23日に放送。岩柱・悲鳴嶼行冥の過去が明かされると、「切ない」「泣ける」と涙する視聴者が続出。また、同時に2人の子供の意外な真実を指摘する声も多数寄せられている。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください) 【写真】「沙代にだけは労ってほしかった」悲鳴嶼が願った景色 第七話「岩柱・悲鳴嶼行冥」では、稽古をやり切った竈門炭治郎に、悲鳴嶼が自身の過去を明かす。それは、修行僧時代に寺で育てていた子供の1人が鬼を招き入れ、ほとんどの子供が殺されるという痛ましい内容だった。夜が明けるまで鬼を殴り続けて唯一助けることができた沙代からは化け物扱いされ、悲鳴嶼は殺人の罪で投獄されてしまったという。 顔に青筋を浮かせ、涙ながらに語る悲鳴嶼の過去は他の柱の過去に引けをとらず壮絶だった。視聴者からは「悲鳴嶼さんの過去悲しかったな」「こんなに優しい笑顔をしてたのに…切ない」「これは本当に泣ける」、また「ヒョロ腕で鬼殴り殺せるって凄すぎる…」「細腕で鬼を殴り続けて殺せるなら鍛えりゃ最強よなという説得力」「(現在の)腕の太さだけでいかに鍛錬を積んだか分かる…」など、悲観や驚愕の声が相次いだ。 なお、鬼を招き入れた子供の正体は、後に元柱・桑島慈悟郎のもとで我妻善逸とともに修行を積むことになる獪岳。寺の金を盗んだのがバレて寺を追い出された夜に鬼に遭遇した。これは原作本編でもはっきりと描写されていないが、コミックスの幕間で解説されている。「どこかで見たことあると思ったら善逸の兄弟子じゃないですか!!」「ええ!!! そこ繋がってた、ってことー 気づいてなかった…」と驚く視聴者が続出。 また、命惜しさに家族同然に過ごした悲鳴嶼や他の子供を鬼に売り渡す行為に、「悲鳴嶼さんの過去というより獪岳回。どんな気持ちで鬼殺隊を目指したんだ?」「獪岳許すまじ」「悲鳴嶼さんは獪岳に岩の呼吸使っても許されると思うんよ、じいちゃんも許す」など、怒りをあらわにするファンも多い。 アニメではわかりづらいが、生き残った沙代についても意外な事実が存在する。沙代は駆け付けた人間に「あの人は化け物 みんなあの人が みんな殺した」と証言しており、悲鳴嶼は自分が化け物扱いされたと思っていたが、実は「あの人」とは鬼を指していた。この事実も原作本編で描かれることはなく、幕間で解説されている。 これを知るファンが「沙代の言う『あの人』とは悲鳴嶼さんのことではありません。沙代は事件のショックで喋れなくなってしまい、今もずっと悲鳴嶼さんに謝罪したいと思っています」と指摘すると、「そうだったんだ…悲鳴嶼さんのこと人殺しだと思わなくてよかった…」「沙代ちゃん、ちゃんと悲鳴嶼さんのことをわかってたんだよな」「沙代のエピソードは幕間のみだけだから、アニオリであればいいなぁと思っています」といった声が寄せられている。