【過剰人気馬を斬る!】本日は東西の最終レースを疑問視 いずれも伏兵多彩で過信禁物
運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します! ▼掲載対象レース 土曜京都12R・カウントダウンS 土曜中山12R・ファイナルS
【土曜京都12R・カウントダウンS】過剰人気馬=ロードフォアエース
12時49分現在、ロードフォアエースが単勝2・7倍で抜けた1番人気。近2走がともに2着で、実力的にもオープン入りは〝順番待ち〟の状態にある。ただ、今回は休み明けのうえにメンバーもそこそこ揃っており、その順番が来るかは微妙なところ。 折り合い難のあるジュノー(7番人気16・0倍)に久々の1200メートル戦は面白い。ナムラアトム(2番人気7・3倍)もこの距離ならV争いだろう。
【土曜中山12R・ファイナルS】過剰人気馬=ニュージーズ
12時49分現在、ニュージーズが単勝3・0倍で抜けた1番人気。前走(東京芝1600メートル)で2勝クラスを突破したが、展開利があったのも事実で、決して飛び抜けた内容ではなかった。素質はなかなかのものを感じるが、まだデビュー6戦目で心身ともにいかにも成長途上。3勝クラスへ上がれば楽な戦いにはならないはずだ。 同じ昇級組でもテウメッサ(2番人気6・5倍)は即通用の器とみる。ハンデ差を考えればヒルノローザンヌ(11番人気37・2倍)あたりが突っ込んで来ても驚かない。
岡本 将孝