映画『【推しの子】-The Final Act-』公開記念舞台挨拶の様子

　俳優の櫻井海音と二宮和也が25日、都内で開催された映画『【推しの子】-The Final Act-』公開記念舞台あいさつに出席。櫻井が、二宮と共演した喜びを語った。 【写真】舞台挨拶で笑顔を見せる櫻井海音＆二宮和也 　本作は、2023年にTVアニメ化され話題を呼んだ、赤坂アカ＆横槍メンゴの同名漫画の実写映画化。産科医からアイドルの息子として生まれ変わったアクアが、母親を殺した犯人を追う姿を描く。 　二宮は「本当にちょっとしか出ていないのに堂々と舞台に立っているがめついタレントで申し訳ございません」と恐縮しつつ、「色んな感想とかをちらほら見ていると、本当に『ちゃんと狙ったところに届いているんだろうな』という感じがすごく実感としてあります」としみじみ。本作で演じた“カミキヒカル”役に関しては「ハードルが高くなりすぎちゃって、それが恐怖だった」と語りつつ、「ちょっとは受け入れてもらえてるというのを聞いて、危ねえと思って。ギリ、息をしています」と安堵（あんど）していた。 　また、櫻井は「二宮さんのお芝居が大好きで、二宮さんが出演されている作品とかをめちゃくちゃ見てきていた」と打ち明け、そんな二宮との共演を「これ以上に幸せなことはないなという感覚でした」と回顧。二宮は「使ってください。撮ってるんだから、使わないともったいない」とうれしそうにカメラマンへ呼びかけた。 　櫻井は、二宮の演じた“カミキ”を「これは二宮さんしかいない」と表現し、「本当に幸せな時間でした」と共演シーンを述懐。「いち役者として、ものすごく貴重な経験をさせていただいているなという感じでした」と喜びを噛み締めていた。