NHK大河ドラマ「光る君へ」の第28回の一場面 （C）NHK

　俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）の第28回「一帝二后」が、7月21日に放送され、高杉真宙さん演じる惟規の言動に視聴者の注目が集まった。 【写真特集】次週第29回は「母として」　あらすじ＆場面カット公開　任地に戻った宣孝だったが…（ネタバレあり）

　第28回では、年の暮れ、まひろ（吉高さん）は道長（柄本佑さん）との子を出産。宣孝（佐々木蔵之介さん）は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。

　一方、道長は入内させた娘の彰子（見上愛さん）を中宮にし、定子（高畑充希さん）と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。詮子（吉田羊さん）や行成（渡辺大知さん）が、一条天皇（塩野瑛久さん）の説得にあたる……と展開した。

　同回の冒頭、乳母と共に子の世話をするまひろのところへとやってきたのは弟の惟規だった。惟規は「学問は得意だけど、乳飲み子の扱いは下手だな」とまひろをちゃかすと、自分の“姪っ子”について「おでこのあたりが宣孝様に似てるね。ああこの辺りも、耳とかも」と感想を口にする。

　そこで思わず「もうやめて」と言い返してしまうまひろ。そこで惟規は「だって、女子（おなご）は父親に似るっていうから」と言い訳っぽいことを口にすると、まひろの顔を見て「無理……してないよ、別に」と説明した。

　どこか意味ありげな惟規の言動に、SNSでは「え？　弟君も知ってるの？」「惟規くんもしかして知ってる…？」「察しているのか、教えてもらったのか」「知ってるんだねぇ…」などと視聴者は反応。「惟規の『無理してないよ別に…』は、いとから多分聞かされたかな。まぁそうだよね。優しい弟だ」といった感想も書き込まれた。