36得点を挙げた土浦日大の齋藤翔太［写真］＝伊藤大允

　12月25日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会3日目を迎え、東京体育館で行われた男子2回戦で土浦日本大学高校（茨城県）と鳥取城北高校（鳥取県）が対戦した。 　1回戦で県立能代科学技術高校（秋田県）を破った土浦日本大学は、第1クォーター途中まで12点リードを許す立ち上がりだったものの、同残り5分から18－0のランで27－21と逆転。6点リードのまま迎えた後半も長距離砲を中心としたオフェンスで鳥取城北の反撃を阻止し、一時2点差に詰め寄られた最終第4クォーターは苦しい時間帯にフリースローで加点。息詰まる攻防を耐えしのぎ、最終スコア72－63で逃げ切った。 　土浦日本大学は1回戦でも20得点を挙げていた齋藤翔太が6本の3ポイントを含む36得点を挙げ、この試合最多得点をマーク。敗れた鳥取城北はハロルド アズカがチーム最多23得点11リバウンドのダブルダブルをマークし接戦に持ち込んだが、あと一歩及ばなかった。 　勝利した土浦日本大学の次戦は、26日に東京体育館で行われる第2試合。県立美来工科（沖縄県）と和歌山南陵高校（和歌山県）を破ってきた尽誠学園高校（香川県）と対戦する。 ■ウインターカップ2023・男子2回戦 ＜東京体育館・ENEOSコート＞ 土浦日本大学 72－63 鳥取城北 土浦｜27｜11｜17｜17｜＝72 城北｜21｜11｜14｜17｜＝63