後藤啓介(C)Getty Images

アンデルレヒトが、FW後藤啓介の完全移籍での獲得を希望しているようだ。ベルギー複数メディアが伝えている。 【動画】後藤啓介が強烈ヘッド＆巧みな抜け出しで2発！ 2024年1月にジュビロ磐田からベルギーの名門アンデルレヒトに1年間の期限付き移籍を果たした19歳の後藤。以降は、同クラブのセカンドチームを主戦場に、昨季はベルギー2部リーグで14試合6ゴール1アシストを記録した。今季もセカンドチームで定位置を確保しており、20日に行われたベルギー2部第8節では、首位のRWDモレンベーク相手に2ゴールを記録して、ここまで未勝利で最下位だったチームを今季初勝利に導いた。 その活躍もあり、後藤は今季ここまでベルギー2部で8試合5ゴール。『HLN』によれば、アンデルレヒトは契約に付随している買取オプションを行使することで、完全移籍に移行したいと考えている模様。『LE SOIR』は、財政面でクラブ間の合意を得られるかはわからないとしつつも、遅くとも数週間以内には決定が下されると見込んでいるようだ。 同メディアは、最下位のクラブで奮闘する後藤を「ほとんどの試合で我慢を強いられているチームの中で良いパフォーマンスを見せる能力があることから、スコットランド人のロビー・ウレ（昨季までのレギュラー）よりも優先されている」と高評価。「彼らはもうすぐ（トップチームの）ダビド・ユーベル監督に呼ばれる？ 現時点では残留争いの真っ只中にあるRSCAフューチャーズは、彼らをあまりにも必要としている」とトップチーム入りも近づいていると見解を示している。