〔東京株式〕下げ幅拡大=円高重し(29日前場中盤)
(9時55分)日経平均株価は寄り付きから下げ幅をやや拡大、前日比300円超下落し3万8000円近辺での値動きとなっている。為替水準が午前8時ごろからやや円高に進んでおり、「材料難の中で、相場の重しとなっている」(国内シンクタンク)ようだ。騰落銘柄数もやや値下がりが優勢となり、東証株価指数(TOPIX)もマイナス圏での推移が続いている。 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比143円98銭安の3万8205円08銭と下落して始まった。寄り付き前から為替がやや円高となっていることが嫌気され、値がさ株の一角が売られている。