<探偵!ナイトスクープ>2代目・西田局長追悼 夜な夜な聞こえる「謎の生物」の鳴き声 捕獲して子どもたちに見せたい 専門家「非常にまずい」
視聴者から寄せられた奇想天外な頼み事や、心配事の相談を「探偵」たちが体当たりで解決する人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。2001年1月から約19年間、2代目局長を務めた俳優の西田敏行さんが亡くなったことを受け、10月18日の放送で追悼のテロップを流し、ご冥福を祈ることにしている。 【写真特集】18日の放送は「謎の生物X捕獲大作戦」「我が家のタオルが隣人に盗まれた?」「コーヒーカップに乗り続ける娘」の3本立て
探偵の間寛平さんは西田さんの訃報に接し、ABCの公式Youtubeで「『ナイトスクープ』(映画の)『釣りバカ日誌』ではお世話になりました。年は2歳しか変わりませんが、人間としての器が大きすぎて、僕にとっては大先輩に感じていました。西田さん、本当にありがとうございました」とコメントした。
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10月18日の番組では、田村裕探偵が「謎の生物X捕獲大作戦」を調査した。真栄田賢局長代理、増田紗織秘書、呂布カルマ顧問も出演した。
依頼は、兵庫県の男性(55)から。2カ月ほど前から窓を閉め切っていても聞こえるほど大きな「何か」の鳴き声が、外から聞こえてくる。爬(は)虫類なのか? 鳥類なのか? はたまた哺(ほ)乳類なのか? これまでの人生で一度も聞いたことのない鳴き声で、夜の7時頃から夜中にかけて、毎日鳴いているという。
正体を確かめるため、鳴き声が聞こえると、子どもたちと走って外に出るのだが、いまだに正体は分からない。今では、我が家の話題といえば鳴き声のことばかり。気になって気になって、子どもたちは宿題も手に付かない。どうか一緒に、この謎の生物の正体を突きとめ、できれば捕獲し、子どもたちに見せてあげたい。生き物のことなので早急に調査をお願いします、というもの。
依頼者の自宅は住宅街にあり、問題の鳴き声は、鳥にしてはパンチが効きすぎている。近所で聞き込みをすると、隣人たちも「聞こえる」と証言するが、姿を見た人はいない。すると午後7時35分、謎の鳴き声が聞こえてきた。
しかし、怪しい場所を調査しても見つからない。そこで生物ハンターの中岡裕普(ひろゆき)さんに協力を要請。鳴き声を聞いた中岡さんは瞬時に「非常にまずい。こんなところにいてはいけない」と言い放つ。果たして、2日がかりで捕獲した謎の生物の正体とは。