接戦を制した明星学園[写真]＝バスケットボールキング

　12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。女子1回戦で明星学園高校（東京都）と県立秋田中央高校（秋田県）が対戦した。 　試合は立ち上がりからロースコアゲームの様相を呈す。浦野まなみの3ポイントなどで得点を重ねる明星学園に対し、47年ぶりの出場となった秋田中央は千田穂や佐藤心亜を中心に対抗。前半を終えて27－29と、秋田中央がわずかにリードしてハーフタイムへ。 　後半に入ると互いに得点ペースが加速。目黒結子が第3クォーターだけで10得点を挙げるなど躍動し、45－48と秋田中央の3点リードで最終クォーターへ。しかし、第4クォーターに入ると明星学園も高橋京香が連続得点を挙げ、すぐさま逆転に成功。互いに一歩も譲らないまま試合は終盤戦へ。 　迎えた試合時間残り1分、明星学園は武井遙菜の連続得点や浦野の3ポイントで8点のリードを手にする。試合時間残り30秒には、再び浦野が3ポイントで加点。その後、秋田中央の目黒が2点を返すも、最終的に72－63で明星学園が2回戦への切符を手にした。 　明星学園は高橋が22得点、浦野が6本の3ポイントで18得点をマーク。一方の秋田中央は目黒が21得点、三浦華心が17得点8アシスト8スティールを記録するも勝利には届かなかった。 ■ウインターカップ2023・女子1回戦 明星学園 72－63 秋田中央 明星学園｜16｜11｜18｜27｜＝72 秋田中央｜14｜15｜19｜15｜＝63