都知事選、兵庫県知事不信任......あの時、維新代表だったらどうした?【日本維新の会代表選2024ネット討論会(上)】
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年11月19日にライブ公開された、日本維新の会代表選挙2024ネット討論会。そのうち、当記事では「日本維新の会代表だったらあの時どうした?」の部分をお届けします。 衆院解散がささやかれる中での東京都知事選への不参戦、政党が推薦して当選した兵庫県知事への不信任決議と、日本維新の会では首長選をめぐって大きな判断を迫られました。その時、自分が代表だったらどうしたかを、候補者の方々にお話しいただきます。 【このトピックのポイント】 ・東京都知事戦に参戦しなかった、自分が代表だったら? ・兵庫県知事選、県議会の不信任案賛成は? 今回の立候補者は届出順に次の4名です。 ・吉村 洋文(よしむら・ひろふみ)氏 ・金村龍那(かねむら・りゅうな)氏 ・空本誠喜(そらもと・せいき)氏 ・松沢成文(まつざわ・しげふみ)氏
当時共同代表であった吉村洋文氏は、実際には政党として結論を下す過程に参加・了承しているので、「責任はある」と前置きをしながら、もし役がなかったらという仮定で話すと説明。その上で、都知事選には国会議員の中からの都知事出馬を強く期待していたと語りました。
金村龍那氏は、「当時、都知事選への立候補が難しいのではないかと、及び腰であったのは事実。あの時戦っておかなかったことが関東における維新の党勢に大きかった」と反省を述べました。その上で、党全体で東京や関東に対する当事者意識が薄かったことを批判し、「党として大型の首長選挙はしっかり戦っていかなければならない」と指摘しました。
空本誠喜氏は、「大都市、首都圏の選挙は国政選挙より重いかもしれない」とし、維新として戦うべきであったと総括。立候補することが次の国政選挙につながると指摘し、短期・中期・長期的な視点での選挙戦略の必要性を主張しました。