鈴木亜美「産後は無理しすぎていた」育児は“頑張りすぎなくていい”と思えるようになったワケ
「現実はこんなもんだよね」と、できないことは手放せるように
「ズボラ主婦」というワードが当時の私にすごく刺さって、見てみたんですね。すると「今日はまったく掃除ができていません」と正直に話す主婦の方や、たたんでいない山盛りの洗濯物や散らかった部屋の様子が映っていて。「そうだよね、現実はこんな感じだよね」とすごくホッとしたんです。特に育児をしていれば家事に手が回らないことなんてたくさんある。頑張りすぎないでいいんだと思えたら、気持ちがラクになりました。 それからは、同じようなズボラシリーズや失敗談を話してくれているYouTubeを探してよく見るようになって。主婦の方が話している姿や、生活の様子を映像で見せてくれるとより実感が湧いて、「今はそういう時期だからできなくても大丈夫」と、より励まされるようになりました。そして、無理しすぎずにできることはやって、できないことは潔く諦めて手放すことも大事だなと思うように。その頃から、自分なりの家事、育児、仕事のバランスの取り方や、やるところと手を抜くところのメリハリのつけ方が自然にわかってきた気がします。 鈴木亜美
鈴木亜美
1982年2月9日生まれ。神奈川県出身。オーディションバラエティ『ASAYAN』(テレビ東京) を経て、1998年『love the island』で歌手デビュー。近年は「芸能界の激辛女王」としても知られ、バラエティ番組でも人気を博し、2022年には11年ぶりの単独ライブを開催など多方面で活躍中。プライベートでは3児の母親であり、InstagramやYouTubeなどで育児について発信し、共感を集める。
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