【近畿天気】季節外れの暖かさ一転、日曜日以降は急転直下で真冬の寒さ 積雪に注意 天気図ヲタクの気象予報士が解説
●15日(金)の日中は季節外れの記録的な暖かさになる可能性
15日(金)は前線を伴った低気圧が日本海を東に進み、近畿地方には南から暖かい空気が流れ込む見込みです。 朝晩を中心に雨となりますが、日中は多少晴れ間も出るため、季節外れの暖かさとなるでしょう
各地の予想最高気温は ・大阪市 20℃(11月上旬並) ・神戸市 20℃(11月上旬並) ・兵庫・豊岡市 23℃(10月中旬並) ・京都市 19℃(11月上旬並) ・京都・舞鶴市 21℃(10月下旬並) ・奈良市 20℃(10月下旬並) ・和歌山市 23℃(10月中旬並) ・大津市 17℃(11月中旬並) となっていて、日差しの出方にもよりますが、この時期としては記録的な暖かさになるかもしれません。
●急転直下、日曜日以降は真冬の寒さに 平地でも降雪・積雪の所も
16日(土)は午前中に寒冷前線が通過し、各地で雨が降る見込みです。その後、午後にも気圧の谷が通過するため、雨が降ったり止んだりするでしょう。 この寒冷前線や気圧の谷が通過したあと、北から平地でも雪をもたらすような(上空約1500mで-6℃以下)寒気が流れ込み、日曜日以降は近畿北部の平地では雪となり、雪の積もる所もありそうです。また、中部の平地でも雪の降る所があるでしょう。 今シーズン初めて、本格的な雪となるため、冬用のタイヤに交換するなど雪への備えをするようにしてください。 そして、来週は日中の最高気温が各地で10度以下の予想で、真冬の厳しい寒さが続く見込みです。気温の変動がかなり大きいため、体が気温の変化についていけなくなるかもしれません。 毎日の天気予報をチェックして、体調を崩さないようにしてください。 (ABCウェザーセンター 気象予報士 真治大輔)