【福岡ボート(サマータイム)GⅢ企業杯】良機シリーズながら良艇は少なめ
<6日・福岡ボート・初日> <記者コラム・森大輔の勝ち組の法則> 現ボートの2連対率トップ10を表にしてみました。今節はGⅢの企業杯ということでエンジンに関しては良機シリーズですが、この表を見る限りボートに関しては良艇が全て出ているわけではありません。 となれば今節は良艇の希少価値がかなり高いということ。現在の低出力型エンジンでは、馬力が落ちたエンジンに対してボートの機力を構成する要素に占める割合が大きく増えています。〝良機+泥舟〟のセットでは良機のパワーが存分に引き出されず、〝低調機+良艇〟だとエンジン素性以上のパワーになることも。それだけボートの良しあしが重要になっています。
実際にこの表に名前が挙がるメンバーに機力不足を訴える選手はおらず、むしろ好気配の選手ばかり。〝良機+良艇〟なら強烈なパワーになる可能性は十分で、今回は岡本翔太郎、杉山裕也、生方靖亜、上之晃弘が該当。良艇効果は水を吸って重くなるシリーズの後半になればなるほど大きくなるので、この4人は要注目です。