静岡の山車横転、2人書類送検 業務上過失致死傷容疑
静岡県伊豆の国市田京の路上で昨年11月、祭りの山車が横転して1人が死亡し、13人が重軽傷を負った事故で、県警は22日、業務上過失致死傷容疑で、山車の誘導責任者だった男性会社員(39)=同市=と、祭りの主催者だった建設業の男性(70)=同市=を書類送検した。2人は容疑を認めている。 県警は減速のために後ろからロープを引く作業を行わず、坂道を下ったことが事故原因と判断。男性会社員は、山車を運行する引き手や運行管理者に適切な指示をせず、建設業の男性は山車の運行方法を確認せずに運行させたとされる。 県警によると、山車の上に乗っていた約10人を含め約60人が周囲にいた。