新NISAで老後資金も備えられる?65歳までに「2000万円」目指すために「40・45・50歳」開始でシミュレーション
2024年1月、新NISAがスタートしました。ニュースやネットなどでも見かけることが多くなったNISAですが、名前は聞いたことがあってもよくわからないという方も多いと思います。 【一覧表】全ての結果を一覧表で見る!「65歳までに2000万円を貯めたい」毎月の積立額はいくら必要? 「NISAをやっている」「NISAがいい」など耳にすることも多いですが、NISAとは制度の話であり、資産運用商品ではありません。 これまで投資に無縁だった方にとっては、興味はあってもリスクが先行し、なかなか踏み出せないかもしれませんね。 一方で、老後資金に対する不安を抱える方も多く、コツコツ貯金するだけではなかなか貯まらないという声も届きます。 では、NISAとはどういう制度なのか。またNISA制度を活用するにあたってのメリット・デメリットについても見ていきたいと思います。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA(ニーサ)の特徴とは
NISAは2014年1月に創設され、2024年1月に新NISAが始まりました。変更になったポイントは主に以下のとおりです。 ・非課税保有期間:無期限化 ・口座開設期間: 恒久化 ・「つみたて投資枠」と「成長投資枠」:併用可能 ・年間投資枠: 成長投資枠「年間240万円」・つみたて投資枠「年間120万円」 ・非課税保有限度額:全体で1800万円(成長投資枠:1200万円※枠の再利用可能) とくに非課税保有期間が無期限化になったのは、NISAの目的を「老後資金」としている人にとって大きな魅力に感じるでしょう。 この他、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用可能となったのも大きなポイントです。 では、新しくなったNISAで老後資金2000万円を貯める場合、始める年齢ごとにいくらの積立額が必要になるのでしょうか。 想定利回りごとにシミュレーションしてみましょう。 ※利回りはスタート時点で確定されるものではありません。シミュレーション上、利回りが安定していることを前提とした結果となっていますが、実際にはマイナスとなる年もあると考えられます。