【広島】新井監督「全員が横一線」レギュラー白紙で例外なし 4日から秋季キャンプで日南入り
広島の新井貴浩監督が3日、来季のレギュラーは白紙だと強調した。4日スタートの秋季キャンプに向けて宮崎・日南入り。「今年、結果が出た選手も来年はまた横一線からのスタートになると思う」と断言した。今季は月間20敗を喫した9月の大失速で4位に沈んだ。来季の巻き返しに向けて、実力至上主義を徹底してゼロから再出発する考えだ。 28歳の末包を最年長に、若手主体の秋季キャンプが始まる。同じ宮崎県内では坂倉、小園が「プレミア12」に向けて侍ジャパン強化合宿に参加中だが、その2人も例外ではないという。「“放牧組”というか、全選手の前で『横一線だと思ってやってくれ』と言ったから」と、秋季キャンプ不参加の主力を含め、すでに通達済みだ。 2日に打ち上げたマツダでの秋季練習から「練習量アップ」をテーマに掲げてきた。秋季キャンプでは、5日の侍ジャパンとの練習試合、10、13日の西武との練習試合を含め、休日を除く14日間で9試合の実戦を予定する。「ずっと同じ練習だったら、自分が課題として取り組んでいることが、どこまで出来ているのか、そういうのは実戦じゃないと分からない。その確認のため。練習の量も増やしていきながら、実戦をこなしていく」と指揮官。量にも質にもこだわり、実りの秋とする。 ◆秋季キャンプ参加者 ▼監督、コーチ(13人) 新井貴浩、藤井彰人、朝山東洋、小窪哲也、菊地原毅、永川勝浩、石原慶幸、小林幹英、福地寿樹、新井良太、倉義和 ▼投手(19人) 大道温貴、森翔平、常広羽也斗、高太一、益田武尚、滝田一希、高橋昂也、赤塚健利、長谷部銀次、松本竜也、河野佳、斉藤優汰、玉村昇悟、遠藤淳志、日高暖己、杉田健※1、デロスサントス※2、オルティス※2、ブリトー※2 ▼捕手(4人) 石原貴規、持丸泰輝、清水叶人、高木翔斗 ▼内野手(8人) 林晃汰、韮沢雄也、仲田侑仁、矢野雅哉、内田湘大、佐藤啓介、二俣翔一、ラミレス※1 ▼外野手(7人) 中村健人、末包昇大、田村俊介、中村奨成、中村貴浩、ロベルト※1、メヒア※2 【注】※1は育成、※2は練習生
報知新聞社