写真：トラベル Watch

　マンダリン オリエンタル ホテル グループは、新規ホテル「マンダリン オリエンタル ローマ」を2026年中に開業する。 　すでに営業中の「マンダリン オリエンタル ミラノ」「マンダリン オリエンタル レイク コモ」に加え、2025年開業予定の「マンダリン オリエンタル クリスタッロ コルティナ」、2026年開業予定の「マンダリン オリエンタル ポルトチェルヴォ」に次いでイタリア国内5軒目となる。 　首都ローマに誕生する新規ホテルは古代遺跡「サルスト庭園」内という閑静なエリアに立地し、市内の主要観光スポットまで徒歩圏内。 　客室は、19世紀に建てられた10棟のヴィラを改装してスイートを含む全108室を設える。室内からは緑豊かな庭園やローマ市内の景観も楽しめるという。また、屋外で食事できるアルフレスコスタイルのレストランや眺めのいいループトップテラスに併設するマンダリンバーなど、6つのレストラン・バーを構える予定。 　そのほかウェルネス施設「スパ アット マンダリン オリエンタル」では、7室のトリートメントルーム（うち1室はVIPトリートメントルーム）で各施術メニューを提供。岩盤浴や日光浴用サンデッキ、フィットネスセンター、屋内外のプールも併設する。 　館内の建築・インテリアにもこだわっており、レストランはヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」の新車両デザインを手掛けた「Dimore Studio（ディモーレスタジオ）」に依頼するなど、ラグジュアリーかつ快適なサービスを取り入れる。