織田信成、11年ぶり全日本選手権は4位 涙声で「平たんな道ではなかったからこそ坂を駆け上がる力がついた」【フィギュア】
◇21日 フィギュアスケート 全日本選手権第2日(大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム) 男子はフリーを行い、37歳で11年ぶりの全日本出場となった織田信成(大阪スケート俱楽部)は4位で有終の美を飾った。 20番滑走で登場し、「Angels」に乗って、ショートプログラムとは打って変わった確かな技術と表現力を見せた。冒頭の4回転トーループこそ転倒したが、残るジャンプは全て着氷。「何とか滑り切ることができた。自分の中では力を出せた」と満足げに語った。 「平たんな道ではなかったからこそ、坂を駆け上がる力がついた」。涙声で全日本選手権の銀盤に別れを告げた。
中日スポーツ