オリックス川瀬は契約更改を終えて会見

　オリックス川瀬堅斗投手（22）が19日、今オフの自主トレをソフトバンクの兄・晃（ひかる）内野手（27）と初めて兄弟で行うことを明かした。今年7月に支配下登録された右腕は「今まで（オフは）育成練習だった。12、1月を自由に過ごすオフは初めて。ヒカル、兄ちゃんとやりたいと思います。兄弟ですれば地元も盛り上がる」と故郷大分で予定する。 【写真】プロ初サヨナラ打を放ったソフトバンク川瀬晃 　9月には1軍で初の兄弟対決が実現。計3試合、3打席無安打に抑えた。「楽しかったし、今後も続くと思うので、1本も打たれないようにしたい」。自主トレでも、シーズンでは敵となる兄との“対決”で調整を積むプランだ。 　「去年12月にウインターリーグに行って2月（キャンプ）にいいスタートが切れた。（来年の）1月はお兄ちゃんに投げて、感覚をみんなより早く持って2月に臨みたい。守備面でも教えてもらえることもある。いろいろ兄弟の中で刺激し合っていければ」 　今季は8試合に登板。来季は先発、中継ぎ問わず出番を増やしたい。この日は大阪・舞洲で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸800万円でサイン。5年目の大ブレークを期す。【大池和幸】