日本ハム・五十幡亮汰「かいくぐって」流れをかえる “その男、快速につき”侍ジャパンの切り札へ【プレミア12】
■プレッシャーを「かいくぐって」流れをかえる 指揮官からの期待に五十幡も前向きに返答する。 五十幡亮汰: 自分のアウトかセーフで流れが変わったりとか、本当に試合を勝敗を分けるようなゲームっていうのも、今シーズン自チームで味わってきました。 そういった所の大切さっていうのも自覚してるので、そこを何とかプレッシャーはかかると思いますけど、かいくぐって行けたらなという風に思います…プレイボールから自分も試合出てるつもりでベンチに入ってしっかり観察しながら、徐々に徐々に気持ちを高めて準備していけたらなというふうに思ってます。 ■中学3年生時、サニブラウンに競り勝つ 五十幡の走りの凄さは中学時代から片鱗があった。中学校時代は野球の活動と一緒に陸上部に所属していた。2011年、中学1年時はジュニア五輪で100m2位に。中学3年時には、いまや日本短距離界のエースとなったサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)に競り勝ち、100m10秒92で全国1位となった実績がある。 ■スピードスター・五十幡の源流は中学時代の陸上部 Q:元々野球はやってて陸上は中学校から? 五十幡: 陸上は中学校3年間だけで、クラブチームの中一から中三で部活で何入ろうかな、という時に陸上部でしたね。 Q:そこで今、野球に生かされてる部分はある? 五十幡: やっぱり、走る基本、そういった所をすごく学べました。やっぱりいろいろ、陸上であるメニューと野球でやるメニューまた全然違うので、それが何かお互いにどっちもどっちでいいのをなんかいい感じのものを体感であったりとか引き出せて、引き出し合ってるなっていう風に感じてた。例えば200mのターンのベースランニングに繋がったりとか、ベースランニングが逆に200mのターンのように、であったりとか、そういった所も細かい所ですけど何か繋がってるんじゃないかなっていう風に自分で思ってたんで、そこは楽しみながらやってました。