WHITE SCORPION デビュー1周年ライブで本音「現実を見つめることすら嫌だった」
秋元康氏プロデュースの女性11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION」が7日、東京・竹芝ニューピアホールでデビュー1周年記念ライブ「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE 追撃。」を開催した。 同グループは約1万人の応募者を集めたオーディション「IDOL 3.0 PROJECT」を経て、昨年10月に結成された。この日(12月7日)は、1stデジタルシングル「眼差しSniper」でデビューした記念すべき日。初披露した最新の6thデジタルシングル「I do love you!」ほか、デビュー後のすべてのシングル表題曲をパフォーマンスした。 終盤では、メンバーを代表してNICOがスコピスト(ファンの総称)に〝偽らざる本音〟を吐露した。 結成当初、1周年を迎えたこの日、日本武道館など大舞台に立つを想像するメンバーもいたが、現実は甘くはなかった。NICOは「11人はアイドル戦国時代に生まれました。本当に支えられてばかりの1年だったなと思います」と涙ながらに吐露。「11人それぞれがものすごく悩んで苦しんで、それでも這いつくばって進んでいけているのはありのままの私たちを受け止めてくれたスコピストがそばで支えてくれていたから。この1年はチャンスだと思って必死になってもなかなか思い通りに進めなくて、現実を見つめることすらすごく嫌で、感情があふれて溺れてみんなに助けを求めてしまう日もありました」と明かした。 〝世界で活躍するグループ〟を目標に掲げたメンバーも多かったが、現状を鑑みれば、その道はけっして近くはない。 NICOは「いざ、ライブしたり、対バンに出ると現実を受け止めざるを得ない場面に直面して、〝世界へ〟という言葉を掲げる意味の重さを痛感しました。でも、私たちは大きく掲げているけど、全部が本当で、本気で人に笑われるようなことは言っていないです。人生死ぬこと以外、諦めなければなんとかなるのかな、と私は信じています。きっと11人なら、売れると信じてくれている皆さんの期待を絶対に裏切らないです。大きな…東京ドームまで11人が連れて行きます」と誓った。
東スポWEB