朝ドラ初出演の山本舞香「おむすび」で親友・橋本環奈との共演に喜び。役作りの苦労も告白
NHK総合ほかにて現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」は、11月18日より8週目「さよなら糸島 ただいま神戸」を放送中。 ヒロイン・米田結(橋本環奈)は、家族とともに幼い頃に住んでいた兵庫・神戸へと向かうために福岡・糸島を旅立った。当時親しくしていた商店街のご近所さんたちに温かく迎えられるも、栄養士を目指すために専門学校に入学した結は、ギャルの格好で通学したところ、周りの生徒たちに奇異な目で見られたり、先生からネイルを怒られたりと前途多難な日々が始まる…。 結が入学した神戸栄養専門学校で同級生となる矢吹沙智役の山本舞香が、栄養士という夢の一歩を踏み出した結の出会いと挑戦を描く「2007年 再びの神戸」編の見どころを語った。
山本は、本作で連続テレビドラマ初出演を果たす。出演のオファーを受けた際は、「うれしいなとは思ったんですけど、朝ドラに呼んでいただけると思っていなかったので、『なんでだろう?』と疑問でした」と不思議な気持ちだったと振り返る。そんな中、ある事実が判明。「現場に入ってしばらくたってから『沙智はもともと山本舞香を想定して書いている』と脚本家さんがおっしゃっていたと聞いて、『もっと早く言って!』って感じでした(笑)。でも、そう言っていただけてすごくうれしかったです」と笑顔で語る。 また、本作への出演を喜ぶ理由がもう一つあるといい、「ヒロインの橋本環奈とは映画『カラダ探し』で共演して以来の仲だから、環奈と一緒にお仕事できることもすごくうれしかったです。初めての朝ドラだったので、環奈がいてくれて心強いなと思いました」と共演を喜ぶ。 山本が演じるのは、結が入学する神戸栄養専門学校の同級生・矢吹沙智。高校時代は有名な陸上選手だった沙智は、2000年代初頭はまだ珍しかったスポーツ栄養士を目指している女性。「栄養学校メンバーのみんなは本当に栄養士になりたくて入学していますが、中でも沙智は難関と言われる『スポーツ栄養士』を目指している子。自分の経験を踏まえた上でスポーツ栄養士を志しているから中途半端にやりたくないし、結を冷たく突き放したりもするんです。結と仲良くなりたいのか、壁を作ってるのか分からないようなところが難しい役だなと思いました。まだ10代の女の子だし、子どもながらに大人びようとして、栄養士になりたくて必死にもがいてるっていう感じですね」とそのキャラクターを分析する。