フロント3面フィルムを普及させる「ゴーストフィルム ワークショップ」レポート
「ゴーストフィルム」は遮熱、広範囲の紫外線遮蔽、調光(偏光)することで、狭いクルマの室内温度の上昇を抑えて、快適性能を上げるために開発された商品であるが、もともとは建築物のガラスに貼るUVカットフィルムがあって、それがクルマに転用されたという経緯がある。 「ゴーストフィルム」開発秘話:https://autobild.jp/27573/
スモークフィルムより性能は高く、ガラス全面に貼ることでエアコンの稼働率を下げることが可能だ。また、目に悪影響を与える恐れのある光線を反射するため、サングラスと同様の機能がある。
しかし、最近のクルマの多くには、UVカットガラスが使われているため簡単ではない。「可視光線透過率」を基準値に収めることが難しい場合があるのだ。 人気が先走ったためにネガティブイメージがあるのも事実。その原因は販売・施工店側にもあるようで、アフターマーケットパーツによくある「車検対応」だからと商品知識も基準値の知識もなく施工した結果、車検に通らなかったりするケースが出れば、ユーザーからすれば詐欺商品というレッテルが貼られてしまうのは当然で、そのようなケースは今でもあるようだ。
ワークショップを協賛した、株式会社ブレインテックの宮地社長は長年、高機能ガラスフィルムの開発に携わっている自動車用ガラスフィルムの第一人者で、商品開発だけでなく、商品知識、施工方法の講習をはじめ、車検整備関係各所とも連携してその機能を存分に享受できるよう努力を重ねている。
今回のワークショップは、施工店である大阪のカーメイクアートプロと東京のアクティブガレージが同業者を集めて、高い施工技術を持った技術者が増えるようにと、商品知識、施工方法を共有する「ワークショップ」を開催した。
リーガルゴーストショップ ブレインテックは「リーガルゴーストショップ」を作って、ネットワーク化してユーザーが安心して「ゴーストフィルム」を利用できるように環境整備を行っている。