２４歳・杉原愛子、落下も粘りの５位 ３大会連続五輪へ決勝で逆転狙う 宮田笙子が首位 体操女子ＮＨＫ杯
◆体操 ▽パリ五輪代表選考会兼ＮＨＫ杯 第１日（１６日・高崎アリーナ） 女子予選は、４月全日本選手権の得点を持ち越し、個人総合で争われた。全日本５位で、昨年現役復帰した杉原愛子（ＴＲｙＡＳ）は、合計１５８・４６１点で５位をキープした。段違い平行棒で落下し、一時は６位に後退したが、粘りの演技を最後までつないだ。 パリ五輪代表は、１８日に行われるＮＨＫ杯決勝の結果で決まる。女子は上位４人と、チーム貢献度で１人が選出。杉原は決勝のラスト４演技に全てを懸け、逆転で３大会連続の五輪出場を目指す。 全日本女王の宮田笙子（順大）が合計１６２・８６３点で首位をキープした。大会直前に左太ももを負傷し、不安を抱えながらの演技。最後の床運動では着地が大きく乱れ、終わった直後には座り込む様子もあった。 全日本２位の岸里奈（戸田市ＳＣ）が合計１６１・３６１点で２位、全日本４位の岡村真（相好ク）が合計１６０・２２９点で３位、全日本３位で１５歳の中村遥香（なんばク）が合計１５９・９９７点で４位だった。
報知新聞社
