富永啓生、NBAドラフト「今現在は難しいかなと」今夏はサマーリーグより代表優先「五輪で活躍してオファーいただけたら」
バスケットボール男子のNCAA(全米大学体育協会)1部、ネブラスカ大を卒業した富永啓生が6日、オンラインで帰国会見を行った。 【写真】婚約した外国人美女を顔出し!体密着の2ショット 富永は昨夏のW杯で日本代表として活躍し、パリ五輪の出場権獲得に貢献。ネブラスカ大では今季ラストイヤーを迎え、全米大学選手権(NCAAトーナメント)にも出場。また、大学の有力選手が参加する3ポイントコンテストでは優勝を果たした。 愛知・桜丘高を卒業後に渡米し、今年で米国での学生生活を終え、「毎日毎日練習した練習場、毎日のバスケに関わってる時間が一番の思い出。最初アメリカに来た1年目と比べて、少しずつ少しずつ人気が出てきてってところはありがたい。すごくプレーしてて楽しくできた」と総括した。 自身はNBA入りを目指し、直近はキングズ、クリッパーズ、ブルズのワークアウトに参加。「すごく自信もあった。いいパフォーマンスができたと思っている。(昨年から)フィジカルレベルも成長を見せられたと思っている」。キングズのブラウン監督には「いい動きしてたよ」と声もかけられたという。 6月末にはNBAドラフトも控えるが、「ドラフトコンバインにも招集されなかったりってところで、ドラフトって今現在ではちょっと難しいかなってところはある。今まで対戦してきた選手とか、一緒にワークアウトしてきた選手が選ばれてくるとは思うので、それはほんとに楽しみにしてる部分はある」と、心境を語った。 今夏、現時点ではNBAの若手の登竜門・サマーリーグではなく、日本代表活動を優先する考え。「今は日本に戻って来て、日本代表専念を考えている。今の自分の考えでは、パリ五輪で活躍してオファーいただけたらいいなと思っています」と明かした。 その五輪で日本は、1次リーグを突破して8強入りを目標に掲げる。「日本代表としてパリ五輪で歴史をまた作れたら」と意気込んだ。
報知新聞社