快勝の巨人・阿部監督「大きな3連勝」天王山大活躍の坂本絶賛「困った時のベテラン。体力持つ限り使いたい」
「広島0-5巨人」(12日、マツダスタジアム) 巨人が完封リレーで3連勝。2位・広島とのゲーム差を一気に4と広げた。 【写真】丸が古巣へとどめの2ランをぶち込みご満悦 とびっきりの笑顔で丸ポーズを作る マツダスタジアムで20年7月以来、実に4年ぶりとなる同一カード3連勝。早ければ、あす13日にも優勝へのマジックナンバー「12」が点灯することになった。 先発戸郷が力投し、七回から継投策。八回途中、ピンチを迎えると今季初めて大勢をイニング跨ぎで起用した。九回は代走で出場していた丸がとどめの2ランを放った。 勝負手がはまった指揮官は「すごく大きな3連勝でした」と語り、「選手が応えてくれたんで、最後はミスも出ましたが、丸がカバーしたりして勝てました」とうなずいた。 天王山で2番に起用した坂本が、3戦連続マルチ安打。この日も2点目の適時打を放ち、勝利に貢献した。今季不振だったが、勝負どころでの大活躍。「今、彼は一番ヒットを打っている人。困った時のベテラン。体力持つ限り使いたい」と絶賛した。 敵地での3連勝で一気に抜けだした。ただ、指揮官は「この3連勝を無駄にすることなく、あしたからその日その日勝つ為にみんなで頑張りたい」と表情を引き締めた。