野田佳彦氏

　立憲民主党が23日、臨時の党大会を開催し代表選挙を実施、第3代の代表には野田佳彦元総理が選ばれた。今後は最大の政治改革として掲げる政権交代を目指す。 【映像】立憲民主党・代表選（中継） 　野田氏は民主党代表時代に、菅直人氏の後を受ける形で、第95代内閣総理大臣に就任。衆議院選挙の敗北を受けて、辞任した。（在職期間：2011年9月2日～2012年12月26日）後に民進党の幹事長を務めると、2020年9月に立憲民主党や国民民主党などが合流して結成された新「立憲民主党」に入党し、党の最高顧問に就任していた。代表選を終えた後の、野田新代表のあいさつは以下のとおり。 　「17日間の長丁場でございましたけれども、ラフプレーもなく、ずっとフェアプレーで戦っていただいた枝野さん、泉さん、そして吉田さん、応援団の皆様、心から感謝申し上げたい。フェアプレーの究極は、結果が出たらノーサイドにすること。みんなの力を合わせて、心を合わせて打倒自民党に向かっていきたい。私は本気で政権を取りに行く覚悟であります。戦いはもう今日から始まります。27日に自民党はどういう総裁を選ぼうと臨時国会が（10月）1日から始まるそうなので、まずは国会の準備を。そして総選挙は間違いなく、早い段階で実施されますので、その戦いの準備をもう今日から始めたい。明日の午前中までには、人事の骨格を決めたいと思う。午後には両院（議員）総会を開いて、骨格人事を皆様にご承認をいただければと思う。加えて、次のマニフェストを作るための次の内閣を取ること、あるいは選挙に備えた総合選挙対策本部、さらには常任幹事会、今週中に全て作っていきたい。もう急がなければなりません。戦いの準備を進めていきます。どうぞ皆さん、今日からノーサイドです。挙党体制で政権を取りに行きましょう」 （ABEMA NEWS）