総裁選が終盤「高市潰し」激化も 支持急伸→総理大臣の可能性高まり攻撃対象と 専門家が指摘「正義のミカタ」
21日のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」では、自民党総裁選を巡る「高市潰し」をテーマに取り上げた。 【写真】目の下に隠せぬ疲れ? 集中砲火を浴びる高市早苗氏 まるで別人のよう 金のかからない総裁選を目指し、9月4日に自民党が党員への文書郵送などを禁止。その時点で、すでに高市早苗氏が政策リーフレットを郵送済みだった。 解説役の元日本テレビ政治部次長兼解説委員で、政治ジャーナリスト青山和弘氏は、高市氏に対して他陣営から「故意だ」などと批判が起こっていると説明。リーフレットを受け取った有権者が、地元の議員が高市氏を支持していると勘違いするケースがあったと主張する陣営もあり、対立していると解説した。 青山氏は「こういうことが起こるのも、高市さんが今回勝ちそうにもない候補なら全く議論にならないと思う」と指摘。しかし選挙戦に入って高市氏が支持を急激に伸ばしているとも報じられており、「高市さんが党員票を伸ばしてきて、総理大臣になりそうだから、高市潰しと言われるような、対象になってきた」と指摘。「これからも高市さんに対しては、小泉さんが集中砲火を浴びたように、同じようにターゲットになってくる」との見方を示した。「そういう対象になったということの、ある意味、証左」と語った。