「もしかしてこのニオイ、私の口臭!?」口臭の原因や対処法を解説
口臭を防ぐ3つのケア
ここからは、口臭を予防する3つの対処法について解説します。 1.朝食を抜かない 起床時は口腔内に唾液が少ない状態です。朝食を摂り咀嚼することで唾液の分泌が促され、細菌の繁殖を防ぎ、口臭を抑えます。 唾液をしっかり分泌するためにはよく噛んで食べることが大事です。唾液には殺菌、抗菌作用があるので、きちんと咀嚼し、唾液を分泌させて口臭を予防しましょう。 2.こまめに水分を摂る 適度な水分の補給は口腔内を潤し、乾燥を防止するだけでなく、唾液分泌を促し、口臭予防につながります。水分摂取が少なくなると、唾液分泌量も減ってしまうので、定期的に水分を摂り、水分不足に陥らないように注意しましょう。 3.漢方薬を飲む 「口臭を根本から改善したい」 「いろいろと試したが症状が改善しない」 「西洋薬は一度飲み始めたら、やめられないのではないかと不安」 そんな方には、医薬品として効果が認められている漢方薬がおすすめです。 漢方薬は自然にある植物や鉱物などの「生薬」を組み合わせて作られているため、 一般的に西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。 また漢方薬が目指すのは苦痛を和らげるための対症療法ではなく、根本的な解決です。体質の改善に働きかけることのできる漢方薬は、「同じ症状を繰り返したくない」という思いに応えてくれるでしょう。 「バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手」という方も、症状や体質に合った漢方薬を毎日飲むだけなので、手間なく気軽に継続できます。 口臭を予防するには、「水分の循環をよくして、唾液分泌を増やす」「自律神経を整えて、唾液を出やすくする」「血流の滞りを解消し、胃腸のはたらきを高め、消化不良を改善する」といった漢方薬を選びましょう。 <口臭が気になる人におすすめの漢方薬> ・五苓散(ごれいさん):水分の巡りをよくし、体の水分バランスを整えます。のどが渇いたりする人にも用いられます。口臭の原因になる口腔内の乾きが気になる場合にもおすすめです。 ・麦門冬湯(ばくもんどうとう):体を潤す水分を補うことで、のどや呼吸器の粘膜を潤します。口やのどが乾燥している人に適しています。 ただし、漢方薬を選ぶ際にはご自身の体質に合ったものを選ぶことが大切です。体質に合っていない場合は、効果が出ないだけでなく、副作用が起こることがあります。 購入時には、できる限り漢方に精通した医師や薬剤師等にご相談ください。 「お手頃価格で不調を改善したい」という方には、医薬品の漢方薬がおすすめ。スマホで気軽に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスも登場しています。 AI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」サービスでは、漢方のプロが体質に合った漢方を見極めてくれます。お手頃価格で自宅まで郵送してくれるため、手軽で便利です。