昨年の大会の様子。今大会で会長を務める大阪観光局の溝畑宏理事長（左から2人目）、大会最高顧問の緑健児新極真会代表（中央）

　食欲の秋、スポーツの秋に個性的なコラボイベントが登場。大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで10月27日（日）に開かれる大阪府知事杯「第37回オープントーナメント全関西空手道選手権大会」に連動し、会場にキッチンカーやマルシェなどが出店するグルメイベント「押忍！秋のグルメ魂」が同時開催される。

グルメイベントのPRポスター

　メインアリーナでは1000人を超える選手が出場し、自慢の技を競い合う本格的な空手大会が入場無料で観覧できる一方、屋外には関西を代表するお好み焼き「千房」をはじめ、映える見た目で大人気のサンドイッチ店 「ほおばるキッチン」など8台のキッチンカーが集結。 　さらにドーム内には、フリーズドライした果物にチョコレートをしみこませた北海道産の新食感スイーツ「RIPi（リピ）チョコ」や、滋賀県の多賀大社前にある創業140年の老舗「莚寿堂本舗」の「糸切り餅」、うなぎ料理の名店「鰻の夜明け」の「うなぎ弁当」、「三梵松茶寮」のほうじ茶ドリンクなどのグルメも出そろう。

昨年の大会の様子。メインアリーナで行われる空手大会は観戦無料。気軽に日本伝統の武道の迫力にふれられる

　このほか、書道家に好きな言葉などを書いてもらえるブースや占い師のコーナー、マッサージ体験、丹波篠山の野菜販売コーナーなども登場する。 　開催時間は午前10時～午後4時。 　大会を主催する新極真会大阪東部支部の阪本晋治支部長は「グルメイベントとの併催なので、多くの人に気軽に来場していただければ。そして、日本古来の武道である空手道に少しでもふれてもらい、そのすばらしさを広めたい。特に来年は万博開催年で、世界から日本文化への注目が集まる年だから」と意気込んでいる。

墨絵師の躍動するイラストが印象的な空手大会のポスター

　また、今イベントの収益の一部は能登半島地震の災害義援金として石川県に寄付される。