まれにみる大混戦のW杯アジア最終予選…C組最下位のインドネシアがサウジ撃破で暫定ながら勝ち点6で4チーム並ぶ
◇19日 サッカーW杯アジア最終予選C組第6戦 インドネシア2―0サウジアラビア(インドネシア・ジャカルタ) 勝ち点3でC組最下位のインドネシア(FIFAランキング130位)がサウジアラビア(同59位)を2―0で下した。この結果、暫定でオーストラリア、インドネシア、サウジアラビア、中国の4チームが勝ち点6で並んだ。バーレーン―オーストラリア戦は日本時間20日未明にキックオフ。 下馬評を覆し、インドネシアが前半32分に先制した。自陣深い位置からカウンターを発動すると、最後はペナルティーエリア内でFWフェルディナン(オックスフォード)が右足のコントロールショットでゴール右隅を射抜いた。 後半もFWフェルディナンが躍動。後半12分に自陣ゴール前を起点とするロングカウンターから再びネットを揺らした。ホームの大声援の後押しを受けたインドネシアはサウジアラビアにボールを保持され、さらに後半終了間際には元C大阪のDFヒュブナーが2枚目の警告で退場。1人少ない状況となったが、7分と表示されたアディショナルタイムもしのぎ、大きな白星を手にした。 C組は19日に中国に勝った日本が勝ち点16で首位。オーストラリアとの試合を控えるバーレーンが勝ち点5で暫定最下位となっている。(写真はAP)
中日スポーツ