ルノーF1エンジン計画、終了の危機から復活なるか?デ・メオCEOが抗議行動に応え、9月20日に会談!
不満を抱えるルノーF1エンジンスタッフの抗議活動が実を結んだようだ。フランスの自動車メーカー、ルノーのCEOルカ・デ・メオは、2026年以降のアルピーヌのワークスF1エンジンプロジェクトを廃止する決定はまだ下されていないと強調した。『AFP通信』によれば、この件に関する最終報告書は9月30日までに準備される予定だ。 ●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール ルノーのF1エンジン・ファクトリーがあるヴィリー・シャティヨンで働いている影響を受ける従業員には、どのような結果になろうとも、フォーミュラE、ラリー、あるいは将来性のあるテクノロジー分野での代替職が提供されることが約束されている。しかし、強力な労働組合の支援を受け、従業員たちは一連のストライキや抗議行動に参加しており、最近ではモンツァのグランドスタンド内やデ・メオCEOのオフィス外でも行動を起こしている。 その結果、デ・メオCEOは彼らと会うことに同意した。面会は最終報告と決定の10日前にあたる9月20日に行われる。 アルピーヌにはフランスを拠点とする社会経済評議会があり、従業員は面会で「フランスでのF1エンジン開発終了に関する理解できないことを彼に訴える」という声明を出した。スポーツ新聞『レキップ』は「スタッフの代表は、デ・メオ氏がこの要請に前向きに応じてくれたことに感謝している」と声明を引用して報じた。