「エヴァンゲリオン」鷺巣詩郎、日曜劇場「御上先生」劇伴を担当 15年ぶりにドラマテーマ曲書き下ろし
松坂桃李が主演を務める2025年1月期のTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)の劇伴を、「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られる作曲家・鷺巣詩郎が担当することが明らかになった。鷺巣がドラマのテーマ曲を手がけるのは15年ぶりで、プロデューサーの飯田和孝は「全話の台本を読んでいただき、画のないところから曲を作る作業が楽しい、と言っていただけたことが心に残っています。神々しく、優しい楽曲が、すでに生徒たちを包み込んでいます」と期待を寄せた。あわせて、初回放送日が2025年1月19日に決定し、メインビジュアルが公開された。 【画像】総勢29名!日曜劇場「御上先生」生徒役キャスト 本作は、松坂ふんする東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(みかみ・たかし)が高校教師となり、令和の高校生たちと共に、日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。物語のカギを握るキャストには、吉岡里帆、臼田あさ美、及川光博、常盤貴子、北村一輝、迫田孝也、櫻井海音、林泰文が名を連ねる。
鷺巣は1978年、T-SQUAREのデビュー作に参加し、以降「エヴァンゲリオン」シリーズや映画『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』といった人気作品の劇中曲を手がけるなど、46年間第一線で活躍している。 劇伴制作にあたり、鷺巣は「教室とはオーケストラである! 官僚から下界に降りてきた教師と、対峙する生徒たち……互いに共鳴せねばならないのが教室、教育だが、指揮者と演奏者が共感せずとも共鳴できるのがオーケストラなら、『御上先生』の教室もオーケストラだ!」とコメント。「私も40年前、音楽学校で教え子たちと対峙し、共感せずとも共鳴できた……その時の生徒とは今でも交流がある。教室ほど面白い社会は、この世にない。さて、名演、名曲を生む舞台は整った!」と意気込んでいる。
鷺巣が書き下ろした楽曲は、12月23日に公式SNSで公開予定の「鷺巣詩郎版ロングスポット」で初披露される。(編集部・倉本拓弥)