センバツ高校野球 作新学院 期待背に出発 主将「校歌、一回でも多く」 /栃木
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する作新学院の出発式が13日、JR宇都宮駅構内であった。見送りに来た保護者や応援団の期待を背に、選手らは甲子園へ向かった。 式には、船田元学院長や県高野連の神部知重理事長らが出席。神部理事長は「甲子園に爽やかな作新の風を吹かせましょう。健康には十分留意して、甲子園で大活躍してほしい」と激励した。JR宇都宮駅の関本純一駅長は「宇都宮駅の社員も、地元の高校が甲子園に出ることをとても喜んでいる。ぜひ優勝旗を持ち帰ってきて、またこの宇都宮駅で出迎えることを心から願っている」と話し、記念品として硬式ボール2ダースを贈った。 草野晃伸主将(2年)は「甲子園では皆様からいただいた言葉をしっかりと力に変えて、一回でも多く皆様と校歌を歌えるように頑張ります」と意気込んだ。 出発式後、選手たちは新幹線で大会期間中の宿舎のある大阪市へ向かった。作新学院は大会第2日第2試合で、大分商と対戦する。【鴨田玲奈】