東京V、FW染野唯月が2ゴール、同点に追いつくも16年ぶりJ1勝利はまたもお預け 京都が前半に2ゴール
◆明治安田J1リーグ▽第5節 東京V2―2京都(29日・味の素スタジアム) 東京Vは、2008年10月18日大宮戦以来、5641日ぶりのJ1勝利を目指し、ホームで京都を迎えたが、16年ぶりの勝利はまたもお預けとなった。開幕から0勝3分け2敗となった。 前半3分、京都のFW豊川雄太がネットを揺らすが、VARの結果、オフサイド判定で得点は認められなかった。前半22分、再び京都の豊川が胸でトラップし、無回転シュート。ゴールポスト上に当たり、ネットを揺らした。その4分後、またも京都に得点を許した東京Vは2点を追う形で後半を迎えた。 果敢にゴールを狙うものの、京都のDF陣を崩せず。なかなか得点を奪えないなか、後半35分にPKを獲得。FW染野唯月が右足を振り抜き、1点を返した。後半39分には左からのクロスに染野が頭で合わせるものの、GKの正面。あと1点が届かなかった。 それでも諦めない東京Vは後半ロスタイム、MF斎藤功佑がゴール前にボールを入れると、走り込んできた染野がゴール。2点目を決め、土壇場で同点に追いついたが、勝ち越すことはできず、勝利は逃した。
報知新聞社