『光る君へ』まひろがコッソリ<偏つぎ遊び>に道長へのメッセージを込めていた?気づいた視聴者「あの夜のこと!?」「にくい演出」「鈍感道長」
◆続けて選んだのは「寺」 するとここで「東宮様、じじもご一緒してよろしゅうございますか?」と言い、道長も<偏つぎ遊び>に参加することに。 その様子を見て「では…」と札を確認するまひろ。選びだしたのは「寺」でした。 「偏と旁が分かれているとわかりにくいのう…」と悩む道長の前で、いち早く札を選んだ敦成。その手に持っていたのは「日」の文字でした。 敦成は「<日>と<寺>で<時>!」と告げ、再び周囲から褒めそやされます。 その様子を見て「東宮様はご聡明であられますな」と関心する道長。 続けて道長は、東宮が7歳になったことをたずねると、先の帝は同じ7歳で即位した事実を伝え、よい博士から帝たるべき道を学ぶことを勧めるのでした。
◆視聴者の反応 あらためて確認すると、まひろが選んだのは「会」「寺」でした。さらに、道長が来る前に選んでいたのは「交」。この組み合わせをみて、過去の”ある場面”を想起した視聴者が多かったようです。 ネットでは「<寺>で<会>って<交>わるって…もしや賢子ができたあの石山寺逢瀬のこと!?」「鈍感道長め、『分かりにくいのう』じゃないわ!!気づいて(笑)」「以前も一条天皇と定子が偏つぎ遊びで<正><攵>を選びあって<政>としていた」「さすが『光る君へ』。にくすぎる演出!」といった声が見られていました。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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