ド軍フリードマン編成本部長 36年ぶりVパレードに感激「私たちの考え得る期待をはるかに超えていた」
2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースが1日(日本時間2日)、本拠のロサンゼルスで優勝パレードを実施した。43年ぶり12度目となったヤンキースとの東西名門対決を制しての凱旋。ロサンゼルスは熱狂に包まれた。前回Vの20年はコロナ禍で優勝パレードを行えなかっただけに、1988年以来36年ぶりの優勝パレードだった。 【写真】優勝パレードに参加したベッツと夫人が笑顔を見せる その後、本拠のドジャースタジアムに戻り、祝賀イベントが実施された。大谷翔平がグラウンドに姿を現すと大歓声で迎えられ、フリーマンには「フレディ」、ベッツにはおなじみの「ムーーーー!」コールが起こるなど、拍手喝さいとなった。 壇上でアンドルー・フリードマン編成本部長があいさつ。「私たちの考え得る期待をはるかに超えていた。本当に素晴らしかった。ドジャーネーション、チャンピオンの街、これはみんなのためのものだ。2020年(の優勝)も本当に特別だったけど、今回とは全く違った。あの時は世界最高のファンたちと一緒に祝えなかったから、少し寂しい気持ちだった。今回優勝した直後、みんながこの日を楽しみにしていた。世界一のファンたちと祝うためのこの日を。これはみんなのためのものだ。愛している。LAが大好きだ。ありがとう。そして今、2つのタイトルを手にして、まだまだ取りたいと思っている男、ムーキーに代わります。ありがとう」とベッツにマイクを渡した。 ベッツはスピーチで「12年か13年(の契約)だったかな。長い年月だけど、今まででまだ2回(の優勝)だけだったんだ。残りがあと8、9年くらいある。少なくと5、6回はやらなきゃならないよな?5、6回は達成しないとダメだよな?」と、選手やスタジアムのファンに語りかけると、割れんばかりの拍手が沸き起こった。 その後「今日来て応援してくれた皆さん、そしてチームメートのみんなに心から感謝を伝えたい。本当にどれだけみんなが俺にとって大切かわからないと思うけど、大好きだよ。ロサンゼルスのみなさん、私には(優勝)指輪が3つあって、この手(の指)を全部埋めようと思っているんだ」と話すと、歓声はさらに大きくなった。 また「今から(マイクを)次に譲り渡すよ。俺の人生で一番穏やかな人で、俺たちをワールドシリーズまで連れて行ってくれたテオスカー・ヘルナンデスに敬意を表して」と絶妙に紹介し、会場をさらに盛り上げていた。