畑芽育「家族のよう」初主演映画「うちおと」前夜祭で原作者の手紙に涙 作間龍斗ら弟4人に感謝
畑芽育(22)が5日、東京・丸の内ピカデリーで行われた初主演映画「うちの弟どもがすみません」(三木康一郎監督、6日公開)公開前夜祭で、原作者の漫画家・オザキアキラ氏からのサプライズの手紙に涙した。 【写真】涙する畑芽育 劇中で異母弟を演じたHiHi Jets作間龍斗(22)美 少年の那須雄登(22)少年忍者・織山尚大(21)ジュニアの内田煌音(11)が、舞台あいさつ終盤に動いた。畑が「ビックリしました。何かと思った…怖い怖い」と口にする中、作間が「ずっと、仕込んでいました…ぺろり。するっと」と言いながら、懐からオザキ氏の手紙を出し、代読した。 「映画初主演で、突然4人の弟ができた長女を演じ、たくさんの困難があったと思いますが、最高の長女っぷりでした。撮影現場の楽しそうな様子を見て、良い映画になると思った。漫画では表現できない、リアルさがあった」と読み上げた。 作間が「僕の手紙じゃないけど、オザキさんの気持ちが伝えられて、うれしかった」と告げる中、畑の目からは涙がこぼれた。最年少の内田が気遣って渡したハンカチで目を拭いながら「(撮影は)うだるような暑さの中、大変でしたが、本当に家族のように作り上げてくれた4人の兄弟には感謝しきれな」と、弟を演じた4人に感謝。「撮休(撮影が休み)の日は、皆さんアイドルで別の仕事があってお忙しかったと思いますけど、一役者として臨んでくださった。座長らしいことはできませんでしたが無事、公開できて胸がいっぱい」と感無量の思いを吐露した。 「うちおと」こと「うちの弟どもがすみません」は、累計発行部数250万部突破の、少女漫画の実写化作品。畑にとって1歳で芸能活動を始めて21年で初の映画主演作となる。大好きなお母さんの再婚により、超イケメンながらクセ強な4人の弟のお姉さんになる女子高生・成田糸を演じた。作間がぶっきらぼうながら家族を大切に思う長男・源、那須が頭脳明晰(めいせき)で周りをよく見る策略家の次男・洛、織山が繊細でミステリアスな、糸の異父弟の三男・柊、内田が甘えん坊な一家のアイドルの四男・類を、それぞれ演じた。 司会を、声の出演を果たした、なすなかにし中西茂樹(47)と、いとこで相方の那須晃行(43)が務めた。