<勝利へ・2021センバツ鳥取城北>1、2番いかに抑えるか きょう東海大相模と2回戦 /鳥取
センバツで鳥取城北は26日、ベスト8をかけて東海大相模(神奈川)に挑む。初の「甲子園2勝」を目指す戦いだ。【野原寛史】 ◇強敵に意気込み十分 センバツ初勝利後のチームについて畑中未来翔(みくと)主将(3年)は「硬さもあったが、甲子園で1試合戦ったことで肩の力が抜けてきた」と話し、強敵の東海大相模戦に向けて「投打ともにしっかりし、ぐいぐい押してくるチーム。力負けしないように」と意気込む。警戒する選手は1回戦の攻守で活躍した2番・遊撃手の大塚瑠晏(るあん)選手(3年)といい、「守備の一歩目が速く、打撃が勝負強い」と分析した。 山木博之監督(45)は試合展開を「エースの石田隼都(はやと)投手をはじめ投手のレベルが高く、あまり点は取れないだろう」と予想。勝利を引き寄せるには「無駄な失点を防ぎ、相手バッテリーのリズムをどう崩すかだ」と語る。 1回戦の鳥取城北打線は1番の松田龍太選手(3年)、2番の中木村連次郎選手(3年)が出塁し、畑中主将らが還す形が機能した。山木監督は「相手も1、2番が攻撃を引っ張っている」とし、「積極的なプレーでチームを勢いづける存在」と見る相手の1番打者・門馬功選手(3年)を抑えられるかを鍵の一つに挙げた。