【RIZIN】梅野源治、ダウンを奪った“爆肘”に「ヤバかっただろう」とニヤリ!バッティングで“腫れた額”も
6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された『RIZIN.47』の[RIZIN オープンフィンガーグローブキックボクシングルール:3分 3R(62.0kg)]で魚井フルスイング(和術慧舟會 HEARTS)に勝利した梅野源治(PHOENIX)が試合後インタビューに出席。ダウンを奪った“爆肘”について「ヤバかっただろう」と語った。 【フォト】“爆肘”さく烈のダウンシーン、腫れた額を押さえる梅野 梅野は“日本ムエタイ界の至宝”で、元ラジャダムナンライト級王者。今回はOFGでのヒジありキックルールに挑戦する。その相手は左右の豪快フックが武器のMMAファイター魚井だ。 試合は飛び込んで左フックをフルスイングする魚井に対し、梅野が強い右ミドルを連発。飛び込む魚井から1Rと2Rとそれぞれダウンを奪い、判定勝利を収めた。 梅野は右目上あたりを大きく腫らしアイシングをしながら登場。「1Rにバッティングがあって、そこで腫れた」といい、このせいで魚井の左のパンチが見え辛かったという。 ダウンを奪ったヒジについて「ヤバかっただろう。やっと俺のヒジを見せられた」と満足した様子。魚井の突進に合わせてカウンターのヒジは作戦通りだったという。 また、魚井については「イメージ通り、フックを振り回してくる。(自分の)右ミドルがバンバンと入り、多分左腕が死んだと思う。(パンチの)威力も一気になくなって、それでもアゴを引いて前に行くのは本当に凄い勇気がいること。本物のファイターだと思った。MMAだったら1分も持たずにぶっ飛ばされている」と最大級の賛辞を送った。 ヒジでダウンを奪うも、KOに繋げるまで至らなかったことに満足していない様子の梅野。大きな怪我もないとして、近日中に榊原CEOに直談判し、超RIZIN参戦をアピールしたいと語った。 今後については「チャンスがあるんだったら、挑戦する。MMAも挑戦するし、ベアナックルの話も来ればやるし、求められることをやりながら、自分のやりたいことを少しずつ実現していきたい」とした。 今回のオープンフィンガーでのキックルール(ヒジあり)がよほど合ったのか、より”ヒジ打ち”が出しやすい首相撲解禁のムエタイルールでの戦いを望み、さらにMMAルールで対戦に興味ある相手を問うと、基本はオファーがきた相手とやると言いながら「きっと見たい人も多いだろうし」と、皇治の名前を挙げた。 “ヒジ炸裂”で勝利した梅野。次戦はどのような戦いとなるのか、注目だ。