上を向くだけでも効果あり!「自律神経」を整えて快適に暮らす5つの行動
寒暖差や気圧変動が大きい季節の変わり目は、自律神経が乱れがち。すると、体の調子が悪くなったり、気分が落ち込んだり、負のスパイラルに……!そこで、忙しくてもできる自律神経を整える方法を医師の小林弘幸さんに伺いました。 【画像】上を向くだけでも効果あり!「自律神経」を整えて快適に暮らす5つの行動
コロナ禍以降、自律神経の乱れによる体調不良を訴える人が増加中!?
そもそも自律神経の役割は、血流のコントロール。そのため自律神経が乱れると血流も乱れ、全身に栄養が行き渡らなくなります。逆に自律神経が整うと体のすみずみまで栄養が行き渡り、免疫力がアップしたり、メンタルが安定したり。全身のコンディションが整うんです。約3年のコロナ禍で私たちは知らず知らずのうちに自律神経が乱れやすくなっています。そういった時代背景を考えると、この時期は今まで以上の意識改革が必要。とはいえ小さな心がけでずいぶん変わります。これからご紹介する方法を参考にしてみてください。
1 机の上をきれいにしてから1日をスタートする
自律神経を整えるのに、整理整頓はすごく効果的。きれいに整頓された空間だと、探し物をしたり、落ち着かなかったりしてイライラすること(=心の迷い)が減ると思いますが、この「迷い」が自律神経を乱していたといっても過言ではありません。まずは毎朝机の上をリセットすることからスタートしてみて。朝は時間がないという人は、夜寝る前の片づけを習慣にしてもOKです。
2 スニーカーを履いて出かける
運動も自律神経を整えるのに効果的ですが、「やるべきなのはわかっているけど、なかなかできない」という人にとっては、かえってストレスになることも。そんな人は、週に何日かスニーカーを履く日をつくりましょう。足元が軽やかになって気分転換になりますし、自然と「今日は階段を上ろうかな」「一駅歩こうかな」という気持ちが湧いてくるかもしれませんよ。
3 1日のなかにスペシャルイベントをつくる
自律神経は意識とも密接に関係しています。そのため、ワクワクしているときとそうでないときとでは、自律神経の働きがまったく変わってしまうんです。おすすめは、「今日のスペシャルイベント」をつくること。内容は「ランチでケーキを食べる」「夜、楽しみにしていたドラマを見る」など、なんでもかまいません。ワクワクする用事をつくって過ごすだけで、1日が楽しくなりますよ。