ブレイディヴェーグ

《美浦》昨年のエリザベス女王杯勝ち馬で約1年ぶりに実戦復帰するブレイディヴェーグ（宮田、牝4）は、Wコース単走で6ハロン81秒5―11秒5を馬なりでマーク。2週続けてラスト1ハロン11秒台の脚力を見せ、復帰戦に向けて態勢を整えている。宮田調教師は「まだ本調子ではないし、動きにくさも感じる。ただ、体調が良くない中でも調教では、さすがGⅠ馬といったフットワークを見せているし、復帰戦の舞台（東京芝1800メートル）は一番いいと思う」とうなずく。 安田記念7着フィアスプライド（国枝、牝6）は、Wコースで5ハロン67秒4－11秒4をマーク。馬なりで内パラレルヴィジョン（OP）に併入した。「動きは悪くないけど、担当は『出して行ったときにもう少し手応えがほしい』と言っていました。マイルがベストだろうけど、昨年（4着）より力をつけているからね」と国枝調教師。 クイーンS12着モリアーナ（武藤、牝4）は、Wコースで新コンビの岩田康騎手と初コンタクト。単走で直線仕掛けられ、4ハロン53秒6－10秒8とさすがの瞬発力を披露した。「（岩田康騎手と）いい感じでマッチしていた。手前を替えずに10秒8だからね。前走は❽枠が厳しかった。1800メートルはいいし、東京は一番崩れない舞台」と武藤調教師。