「がんではない」キャサリン皇太子妃が腹部の手術、公務復帰はイースター後を予定
ケンジントン宮殿は1月17日(現地時間)、「キャサリン皇太子妃が腹部の手術を受け、数カ月は公務を行わずに自宅で療養する」と発表しました。声明によると、手術は成功し、キャサリン妃は遅くとも2週間後には退院する見通しとのことです。 【写真】多忙を極めたキャサリン皇太子妃の2023年をプレイバック 宮殿はこれについて、次のように説明しています。 「皇太子妃は16日に入院し、予定されていた腹部の手術を受けました。手術は成功し、入院の期間は10~14日間となる見通しです。その後は自宅で療養する予定です」 「現時点での医師の判断により、公務はイースター(復活祭、2024年は3月31日)の後まで、見送ることになると考えられます」 声明によると、キャサリン妃はジョージ王子ら3人の子どもたちが「できる限り普段どおりの生活を維持できることを願っており、その気持ちが国民に理解してもらえることを希望している」とのこと。 また、キャサリン妃は具体的な病名などについても非公開とすることを要望しており、王室は今後、回復の状況などについて「公表すべき重要な事柄についてのみ」、情報を公開する方針だといいます。 キャサリン妃は予定されていた公務を延期せざるを得なくなったことについて、「すべての関係者に謝罪するとともに、それらの公務のうちできる限り多くを、できる限り早期に実現できることを期待している」とのことです。 ロイヤルファミリーのメンバーが、自身の病状について詳細を非公表とすることは、珍しいことではありません。ウィリアム皇太子の祖父、故フィリップ殿下が2013年に腹部の手術を受けたときには、王室は「診断のための手術を受けた」と説明しただけでした。 キャサリン妃の現在の状態についてはいまのところ、「がんではない」ことが伝えられています。1月9日に42歳になった皇太子妃について、妊娠とそれに関連した症状以外で、治療や入院が必要になったことが報じられるのは、今回が初めてのことです。 ウィリアム皇太子は今後の公務について、キャサリン妃の(ロンドン・クリニックへの)入院中はすべて取りやめ、ウィンザーの自宅での療養中については、延期などの見直しを行うと発表しています。
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