白熱のシード権争い、順天堂大が『7秒差』で涙のむ…東洋大が20年連続、“予選会組”では中大、東京国際大がシード校に
◇3日 箱根駅伝・復路 上位10校だけが得られる来年のシード権争いが、最終10区まで白熱した。鶴見中継所では東洋大、帝京大、東京国際大、順大が8位グループとして同時スタート。大手町で明暗が分かれ、8位・東京国際大、9位・東洋大、10位・帝京大がシード権を勝ち取った。 往路終了時点では、8位の立大から14位の帝京大まで約2分差。大混戦で復路が始まった。歴代最長20年のシード権継続が懸かっていた東洋大は9位で折り返すと、アンカー薄根大河(2年)が位で競り合いを制して、来年に鉄紺のたすきをつなげた。東京国際大は3年ぶり、帝京大は2年連続のシード権獲得となった。予選会10位で出場した順天堂大は10位の帝京大と7秒差の11位で2年ぶりのシード権獲得を逃した。 63年ぶりシードを目指した立教大は、往路8位で折り返したが、復路でシード圏内から徐々に後退。久々のトップ10入りはお預けとなった。 ◇総合順位 1)青山学院大 2)駒沢大 3)國學院大 4)早稲田大 5)中央大 6)城西大 7)創価大 8)東京国際大 9)東洋大 10)帝京大 11)順天堂大 12)日本体育大 13)立教大 14)中央学院大 15)法政大 16)神奈川大 17)専修大 18)山梨学院大 19)大東文化大 20)日大
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