「与論観光記」が銀賞 スペイン・国際観光映像祭 島民ら密着のドキュメンタリー
国際観光映像祭が9月20日(日本時間同21日)、スペインで開催され、鹿児島県与論町の「与論観光記(Have you met the light in Yoron?)」(粂田剛監督)がドキュメンタリー部門のサステナブルツーリズム&エコロジー賞銀賞に輝いた。 今年3月に開催された第6回日本国際観光映像祭の企画「ART&FACTORY JAPAN」で制作され、プレミア上映された作品。映像は約9分。53人の与論島民に島のお気に入りスポットをインタビューし、その地を巡る旅と、移住者と地元生まれの島民に密着した。 粂田監督は「今の世界の不穏さに比べて、与論の暮らしは何と平和なことだろう。そう感じたことからこの作品は生まれました。No peace,No tourism(平和なくして観光はない)」と受賞スピーチ。 受賞を受け、田畑克夫町長は「町の映像が世界で認められたことは与論島観光にとっても大変な名誉。観光は出会いと感動だと思う。いつ来ても感動を与えられる島でありたい」と喜びを語った。