北海道の味覚が勢ぞろいです。７日から札幌のデパートで、道内各地のグルメが楽しめるイベントが始まりました。 はこだて和牛が入ったサクサクのコロッケに。 アワビ、ホタテが乗った数量限定のお得なお弁当も。 丸井今井札幌本店で７日から始まった北海道味覚めぐり。道内３０の市町村から５０店舗が出店しています。 客） 「今並んでたらメンチの匂いしたから、メンチ買っちゃった」、「楽しい。楽しい、食べ物は楽しいです」。 鈴木麻友記者） 「開店直後なんですが、すでに６０分待ちとなっている店もあります。ずらーっと長い行列となっています」。 行列の先にあったのは、砂川市のナカヤ菓子店のアップルパイ。本店で１日２４００個を売り上げるという大人気のパイも札幌で買うことができます。 アップルパイを買った人） 「ありがたい。旭川に遊びにいって帰りにということはあるんですけど、それ目的で砂川に行くのは大変ですもんね」、「大好きです」。 丸井今井札幌本店・谷美由記さん） 「お弁当、お惣菜、スイーツ、様々なものを楽しんでいただけるイベントとなっています。現地の方が来ているのでその方との会話も楽しみながらお買い物を楽しむことができるので、いろいろ楽しんでいただけたらと思います」。 実演販売も魅力のこのイベント。札幌市白石区に店を構えるこちらの焼き鳥店は初出店です。 ジャンボやき鳥つかさ・久保田康仁さん） 「お肉と焼き鳥のタレは本当にこだわりですね。市場で出回っていない豚ロースと豚バラの間の部位がある。そこの部位のみを使ってご用意しているので」。 冷めても肉が固くならないのが特徴というやきとり弁当。丸２日かけて仕込んだ甘辛い自家製のタレがたっぷりかかっています。 鈴木麻友記者） 「１個１個がごろっとしていて大きいですね。 いただきます。肉々しいんだけど、やわらかくて。脂身のバランスもすごくちょうどいいです」。 新鮮な海の幸も揃っています。こちらは、日高の様似町で獲れたオオズワイガニがふんだんに乗った逸品。 カネオ成栄・丸岡部司志さん） 「厄介者で去年あたり騒がれていたけど、年末は高騰してしまって、むしろこちらの方で助かっているという状態。蒸したらズワイガニってフワフワになって甘みも増しておいしいので」。 最後にデザートも。こちらは、このイベントのために考案された会場限定スイーツ。さっぱりと濃厚、２種類のソフトクリームやあんこのホイップなどが入ったパフェは、最後まで飽きずに食べられます。 鈴木麻友記者） 「濃厚です！ミルクの味わい、しっかり感じられて、とっても濃厚です。そしてそこに小豆の優しい甘味のホイップ。ベストマッチですね、これは」。 北海道味覚めぐりは、丸井今井札幌本店で来週１３日月曜日まで開催されています。