【福岡ボート・GⅠ福岡チャンピオンC】瓜生正義 地元周年Vからグランプリへ「ひと段落つかずに…」
ボートレース福岡のG1「福岡チャンピオンカップ開設71周年記念競走」は13日、優勝戦が行われ、瓜生正義(48=福岡)がインから逃げ切って1着。今年3回目、通算91回目、当地では13回目なる優勝を果たした。 SG3V、G13Vを誇る福岡で2007年以来2回目となる周年記念の栄冠をつかみ取った。「伸びは良かったし、2日目くらいから兆しは見えていた」と強力な相棒を武器にシリーズをけん引。迎えた大一番では「仕上がりは今節の中で一番良かった」とコンマ13のスタートから先マイに成功。危なげない走りでVゴールを駆け抜けた。表彰セレモニーでは「お客さんにたくさんの声援をもらって感無量です」と詰めかけた喜びを分かち合った。 次節は2年ぶりの出場となるSGグランプリ。「10月くらいからペラのベースを変えて、それがいい方向に行っている」と手応えを口にする。「このままひと段落つかずに気を引き締めて、いい感じで向かいたい」と3回目の黄金のヘルメット戴冠へ――。意気揚々と頂上決戦の舞台・住之江に乗り込む。
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