ビスポークの極み「ロールス・ロイス スペクター・ルナフレア」月暈を思わせる特別なペイント仕上げが幻想の世界へと誘う
エクステリア同様に月暈ワールドが広がるインテリア
2024年9月30日(英・現地時間)、「ロールス・ロイス」は、色とりどりの光の輪が月を囲む月暈(げつうん)から想をを得たボディカラーの「スペクター・ルナフレア(Spectre Lunaflair)を公開。ワンオフのビスポーク・ホログラフィック・ペイント仕上げの独創性が生み出した、ファンタスティックな1台だ。 【写真はこちら】月の光が巻雲の氷の粒子に反射して生じる月暈(げつうん)に啓発された、魅惑的な虹色効果を生み出すペイント仕上げ。(全7枚)
「ロールス・ロイス」より、この世にたった1台の幻想的なビスポークモデル「スペクター・ルナフレア(Spectre Lunaflair)」が誕生した。その最大の特長は、ボディカラーがワンオフのホログラフィック・ペイント仕上げとなることだ。 月の光が巻雲の氷の粒子に反射して生じる月暈(げつうん)に啓発された、魅惑的な虹色効果を生み出すペイント仕上げで、特別配合の真珠光沢のコーティングを含む7層のラッカー塗装を施し、フレーク状のフッ化マグネシウムとアルミニウムが注入することにより生み出される。ちなみに、出来上がるまでの試行錯誤は1年以上続いたという。 インテリアにもこの世界観が広がる。ネイビーブルーや、ホワイト、ピオニー・ピンクの色調は、月暈で見られる色のスペクトルを思い起こさせてくれる。この配色はシートをはじめ、ドア、スターライト・ヘッドライナーで使用されるほか、外側がネイビーで内側がアークティック・ホワイトのステアリングにも同じテーマが反映される。 また、「スペクター・ルナフレア」のコンセプトの一部は、2023年に公開されたビスポークのもうひとつの傑作、「ファントム・シントピア(Phantom Syntopia)」のペイント仕上げの影響も受けている。色を変化させる効果のある鏡面顔料を使用したダークな色調の「リキッド・ノワール」だ。
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