大谷翔平との対戦で緊急降板したサンドバルは来季まで絶望か「最悪」トミー・ジョン手術へ
エンゼルスの先発左腕パトリック・サンドバル(27)が、左肘のトミー・ジョン手術を受けることになったと、複数の米メディアが24日(日本時間25日)伝えた。 サンドバルは21日(同22日)のドジャース戦に先発し、昨季まで同僚で親しかった大谷翔平投手(27)と初対決した。1回の第1打席は四球、3回の第2打席も四球を与えたが、その2打席目の大谷との対戦直後に腕の異変が発生し緊急降板していた。最後に投げた球は89マイル(約143マイル)のシンカーだった。 ジ・アスレチックによると肘の屈筋に深刻度の高い断裂と、内側側副靱帯(じんたい)の断裂が見つかったという。今季だけでなく来季も絶望の可能性が高いと見込まれており「最悪。それしか言えない。フィールドに出ること、野球をやることが大好きなんだ。残念で仕方がない」と落胆し「自分がケガをすることは予想していない。でも野球ではつきもの。特にこの高いレベルで速い球を投げていればね」と話した。 今季はメジャー6年目で、16試合に登板し2勝8敗、防御率5・08だった。